まちづくり講演会vol3〜熱意を揃え、組織が塊まる、チームづくり〜
- mati00gakuseiplus
- 6月25日
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更新日:6月26日
2025年6月8日(日)13:30〜16:00
横浜駅にある「かながわ県民活動サポートセンター10階ボランティアサロン」にて『まちづくり講演会』を開催しました。今年で3回目となるまちづくり講演会は、神奈川県との初コラボ事業として、神奈川県民の地域活動を推進している「かながわ県民活動サポートセンター」との共催事業として開催!新しくリニューアルされたボランティアサロンのオープニングイベントを務めさせていただきました!

※まちづくり講演会とは?
全国のまちづくり事例や多様な仕事観・人生観を持つ講師をお呼びして、市民活動を行うためのヒントを得られる学び合いの場です。また、本企画は「神奈川区社協のふれあい助成金」をもとに開催しております。
今年のテーマは「チームづくり!」という事で、コミュニティマネジメントの専門家である、講師としてNPO法人CRファクトリー代表理事の呉哲煥氏にお越しいただき、地域活動における組織づくりについての基調講演とワークショップを実施していただきました。

当日は70代のベテランから20代の学生の方まで、多様な立場・視点を持った25名の方にご参加いただき、世代を超えて“学び合う場”が生まれました。

講演中には、「地域活動(ボランタリー活動)においては個人によって活動している対価が異なることから、組織の活動とメンバーのモチベーション維持とのバランスがマネジメントにおいて重要」という説明の中で、参加者が「うんうん。」と共感される場面も多く、地域活動における大きなさ課題であると感じられました。また、ワークショップではグループに分かれ、参加者それぞれが「自身の現在行っている活動をなぜ継続しているのか?」について、自身を深堀りを行いました。

参加者からは、「自分にとって活動を継続している対価は何なのか?深堀りする事で、自身の活動へのモチベーションアップに繋がりました。」や「自分の活動メンバーにもやってもらいたい。」などの声をいただきました。

担当コーディネーターより
〇学生サポートスタッフ 山下
前半の講演会では、リーダーやメンバーが持つ価値観や熱意といった「言語化の難しい課題」に対して、コミュニティの原則を当てはめることで、共感できるポイントが随所にあり、身近な問題として捉えることができました。後半の実践的なグループワークでは、「動機・報酬・未来シート」を活用し、他のメンバーから自分がどのように受け取られているかを知ったり、質問を通じてさらに深掘りしたりすることで、所属団体への視野が大きく広がる貴重な機会となりました!今回の講演会を通じて、メンバーや団体の「相互理解」や「意義」を言語化・共有することの大切さ、そしてそれが団体の健全なメンテナンスに直結するということを、実感をもって学び、私自身も、一団体のメンバーとして「何をすべきか」を可視化するきっかけとなる講演会でした!
〇事務局長 小倉
当日は、市民活動や団体運営に携わる多くの皆さまにご参加いただき、誠にありがとうございました。「相互理解の大切さ」や「リーダーがどのようにメンバーの役割を演出できるか」といった話は、自分としても非常に学びになりました。後半のグループワークでは、参加者同士が互いの価値観に触れ、まさに“相互理解が深まる”時間でした。「自分の団体でも早くこのワークを試したい!」といった、参加者の皆さんがワクワクしている様子が印象的でした。私たち「まちかけ」は、この講演会を通じて改めて、“人と人をつなぎ、誰もが自分らしくいられるまちをつくる”という法人のビジョンの大切さを再確認する機会となりました。今後も、一人ひとりが「自分ごと」としてまちに関われる仕組みづくりや、対話の場の設計に取り組みたいと思います。引き続き、皆さまの温かいご支援とご参加をよろしくお願いいたします!
