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まちかけ冬の風物詩

キャンドルナイト

「冬に再会しよう」

学生と地域、双方の顔が見える関係づくりを大切にするなかで、「キャンドルナイト」は当法人の一大イベントです。2018年から始まりましたが、6年間の歩みは決して平坦な道ではありませんでした。学生と地域が手を携えひとつひとつの課題を乗り越えてきた結果、今や六角橋地区にとって、冬の風物詩となっています。2023年度は、28団体、3500個のキャンドルホルダーが作成され、神奈川大学横浜キャンパスで開かれた一斉点灯では3000人が来場しました。

​キャンドルナイト
誕生ストーリー

2018年当時、当法人のイベントは春と夏に集中していました。また、それぞれのイベント毎に関わる学生と地域の団体も異なっており、せっかく知り合った両者が再会することなく学生が卒業・引退していきました。そこで、「誰でも参加できるイベントを冬に行い、再会の場を作ろう!」という想いから、牛乳パックを作った身近で簡単に作れるキャンドルホルダーに灯りを灯し、一体感を創出する「キャンドルナイト」が始まりました。

コロナ禍でも活動を存続

2020年と21年は、新型コロナウイルスの影響で、学生活動が禁止され、授業もオンライン化となる中で「まちから学生の姿が消える」事態となりました。「キャンドルナイト」は開催方法を大きく見直し、参加団体での各施設での分散開催に。各施設の様子をwebサイトで発信する「突撃インタビュー」企画や、地元中学校の吹奏楽部の演奏をCDにして各施設で流す「音を届けようプロジェクト」など、地域の協力を得ながら、コロナ禍ならではの企画を実施。大変な状況だからこそ活動の意義を再考し結束が強まることにもなりました。

戻ってきた一斉点灯

コロナ禍が落ち着き、3年ぶりに神奈川大学の一斉点灯が復活しました。しかし、コロナ禍を経て、参加団体の担当者の入れ替わりなどもあり、ノウハウを知る人がほとんどいない状況から再スタート。コロナ禍で生まれた分散開催も残し、一斉点灯と同時開催する新しいチャレンジも行いました。

ひろがる繋がり

2023年の開催は、これまでの活動を受けて、数多くの挑戦と大きな躍進がありました。ワークショップを昨年の10倍近く開催頻度を増やしたほか、全16ページにも及ぶプログラムの制作、活動を広めるためにSNSでの毎日投稿を行うなど、多世代が参加しやすいように広報を充実させました。また、地域とのつながりでは出店団体をはじめ、関係する団体の皆さまからの運営協力金や景品提供など支援も大きく増加。法人として初めて実施したクラウドファンディングも目標額を達成することができました。冬の風物詩である「キャンドルナイト」は多世代の想いを灯りでつなぐイベントとして、今後も成長していきます。

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